オノレ・ド・バルザック
1799年 – 1850年
フランスの小説家
熱狂できないということは凡庸のしるしだ。
法律は蜘蛛の巣である。
大きな虫は突き抜け、小さな虫だけが引っかかる。
読書はまだ見ぬ友に出会わせてくれる。
良し悪しの判断が増えるほど、愛することが減る。
恋愛は、必ずどちらか一方がズルをするゲームだ。
偉大な意志の力なしに、偉大な才能などというものはない。
多くの忘却なくしては人生は暮らしていけない。
われわれは幸福も不幸も大げさに考えすぎている。
自分で考えているほど幸福でもないし、かといって決して不幸でもない。
金持ちに成っても、金持ちに生まれついても、それで優雅な生活が送れるわけではない。
そのセンスが必要なのだ。