小林一三

1873年 – 1957年
山梨県
実業家・政治家


乗る人がいなくて赤字になるなら、乗る客を作り出せばよい。
それには沿線に人の集まる場所を作ればいいのだ。


金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である。


素人だからこそ玄人では気づかない商機がわかる。


下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、誰もきみを下足番にしておかぬ。


すべて八分目、この限度を守ってさえいれば、たとえ成功しても、調子に乗り過ぎて、失敗する憂はない。
他人からそしられるような事がなくて済むと思う。
私は、これが世渡りの最も大切な要諦であると信じている。


しくじっても咎めない。
しくじった人にもどしどし仕事をさせる。
しくじったからといって、その人に仕事をやらせないのは、そのしくじっただけの経験を捨てることで損な話である。


どうでもよいことは頑張らずに譲る。
しかし年中譲っていては人間の心の底を見られるから、九つ譲っても一つがんばれ、これは私がよいと思っていることであります。


青年よ、独立せよ。
大会社にあこがれるな。
商売はいくらでもある。
仕事はどこにでもある。


必ず偉くなる秘訣は「縁の下の力持ち」をするに限る。
それは己を捨てて人のためにはかることだ。


人に頼る事は失敗の第一歩である。
最後に頼むものは自分以外には決してあるものじゃない。


事業は“一三”である。
一つのものを三つ売れ。


成功の道は信用を得ることである。
どんなに才能や手腕があっても、平凡なことを忠実に実行できないような若者は将来の見込みはない。