名言discovery ① ~渡辺和子~
時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのですよ。
渡辺和子(1927年 – 2016年)
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時間が大切だとする名言は数多くありますが、もっとも直球な言葉ではないでしょうか。
日本の修道女である 渡辺和子 さんが残したとされる言葉です。
ざっくり人物紹介
渡辺和子さんは1912年に北海道旭川市で生まれます。
後に父親(渡辺錠太郎)の転勤により台湾や東京に移り住んだとの事。
その父親は1936年、二・二六事件により、和子さん(当時9歳)の目の前で銃撃され命を落としたそうです。
(父親である錠太郎氏は当時、陸軍大将で教育総監という地位にいた為、命を狙われたようです。)
そんな背景があったからなのでしょうか、彼女は18才でキリスト教(カトリック)の洗礼を受け、修道女の道を歩むことになります。
1951年、聖心女子大学を卒業。
1956年、29歳の時にナミュール・ノートルダム修道女会に入会。
1962年、アメリカのボストンカレッジ大学院で教育学博士号を取得。
同年、帰国後に岡山県のノートルダム清心女子大学の学長に就任。
1990年にはノートルダム清心女子大学の名誉学長とノートルダム清心学園の理事長に就任。
1992年~2001年には、日本カトリック学校連合会の理事長にも就任したそうです。
著書も多数あり、2012年に発売された『置かれた場所で咲きなさい』が200万部を超えるベストセラーに。
2016年、春の叙勲で旭日中綬章を受章。
同年12月、89歳の時に膵臓癌により死去。
ちなみに、1984年にマザーテレサが来日した際には、彼女が通訳を務めたとの事です。
(生い立ちや経歴などはWikipediaを参照しています。)
時間の大切さ、人生というものを改めて考えさせられる言葉ですね。
「あの時こうしていれば良かった」
「何故あの時やらなかったんだろう」
などと思っていても、時間は戻せません。
今、なんとなく時間を潰してしまっている人は、そうならないように気を付けたいですね。