名言discovery ⑮　～相田みつを～

他人のものさし
自分のものさし
それぞれ寸法がちがうんだな

相田みつを（1924年 – 1991年）

この名言への投票はこちらのページから出来ます。

本当にその通りですね。

日本の詩人・書家である 相田みつを さんが残したとされる言葉です。

ざっくり人物紹介

相田みつを（本名：相田 光男）さんは1924年、栃木県の足利市で生まれます。


生家は、国宝であり日本100名城の一つでもある鑁阿寺（ばんなじ）に近いようです。



旧制栃木県立足利中学校に在学中（現在の栃木県立足利高等学校）から短歌や絵などを嗜んでいたそうですが、喫煙の濡れ衣を着せられてその後の進学を断念したとの事。


卒業後に歌人の山下陸奥に師事。


1942年、歌会で生涯の師となる曹洞宗高福寺の武井哲応と出会い、禅を学びます。


1943年、書家を志して岩沢渓石に師事、本格的に書の修行を積んだようです。



1945年、太平洋戦争の為に召集され、宇都宮の連隊に入隊。



1953年、関東短期大学夜間部国文科卒業。（2020年に廃校してるそうです。）



毎日書道展に1954年から7年連続入選。



1984年、詩集『にんげんだもの』出版。大ヒットしミリオンセラーに。


1987年に出版された『おかげさん』も約25万部のベストセラーになり、地位を確立。



1991年、道で転んでしまい、足を骨折。足利市の病院に入院します。

しかし、そこで脳内出血と診断され、それが原因となり急逝します。62歳だったそうです。




没後の1996年、東京・銀座に相田みつを美術館が開館。その後、有楽町の東京国際フォーラムに移転しています。
（東京国際フォーラムが長期大規模修繕工事に入るのを機に、2024年1月28日で閉館しました。）


2004年、『にんげんだもの -相田みつを物語-』がテレビドラマとして放送。主演はとんねるずの木梨憲武さん。


2006年、ニンテンドーDS用ソフト『こころに染みる 毛筆で書く相田みつをDS』が発売。


2009年、相田さんの書と写真が合成できるiPhone/iPod touch向けアプリケーション『みつをフォトアート』が発表され、相田さんの作品が初めて全世界へ配信されました。


著書は50冊近くあり、販売累計は1000万部に迫るとの事です。


（生い立ちや経歴などはWikipediaを参照しています。）

人それぞれ、得意・不得意があります。

仕事でも勉強でも個人差があるのは当然です。

無理に他人と比較せず、自分のできる事・やりたい事をして、人生を楽しんで生きたいものですね。