名言discovery ② ~スティーブ・ジョブズ~
模倣するほうが楽かもしれない。
でもそんなことをしても世界はよくならない。
スティーブ・ジョブズ(1955年 – 2011年)
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この世に無い物を生み出すのって物凄く難しいですよね。
起業家・実業家であり、Apple社の創業者であるスティーブ・ジョブズが残したとされる言葉です。
ざっくり人物紹介
スティーブ・ジョブズは、1955年にアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで生まれます。
シリア人の父(アブドゥルファター・ジャンダーリ)と、ドイツ・スイス系アメリカ人の母(ジョアン・キャロル・シーブル)との間に生まれたそうですが、すぐに養子に出されてしまったそうです。
その後、育ててくれたのがポール・ジョブズ、クララ・ジョブズ夫妻だったので「スティーブ・ジョブズ」のようです。
1972年、オレゴン州のリード大学に入学。しかし、半年間くらいで中退したようです。
1974年、ビデオゲーム会社のアタリを訪問、トップであるノーラン・ブッシュネルと会い、社員として採用されます。
ただ、時給は5ドルだったとの事。
1976年、友人のスティーブ・ウォズニアックやロナルド・ウェインと共にApple Computer Companyを創業。
1977年にApple IIを発売、それが大ヒットし成功を収めます。
そして、1984年にGUI(Graphical User Interface)を搭載したコンピューター、Macintoshが発売され、さらに名声を得る事になります。
ちなみに、GUIを元々開発してたのはXerox(ゼロックス)社ですが、ジョブズはXerox社の了承を得て開発現場を見学、それを実用的に昇華させたようです。
1985年、アメリカ国家技術賞をスティーブ・ウォズニアックと共に受賞。
その後、Apple社が業績不振に陥り、当時社長だったジョン・スカリーと対立、会社を追われることになります。
しかし、それ以降もジョブズは躍進し、ピクサーの設立・大成功を経て、Apple社に復帰。
iPod・iPhone・iPad と立て続けに大ヒット商品を生み出していきます。
1989年、スタンフォード大学にて講演を行った際にローレン・パウエルと出会い、1991年に結婚。
2011年、56歳の時に膵臓がんにより死去。
没後の2012年、グラミー賞で特別功労賞の一つトラスティーズ賞が授与される。
(なぜグラミー賞?って思いましたが、Apple社が世に送り出したiTunesやiPodが音楽業界において高く評価されたからだそうです。)
2022年、大統領自由勲章が追贈される。
※大統領自由勲章:アメリカ合衆国において、議会名誉黄金勲章と並んで文民に贈られる最高位の勲章
(生い立ちや経歴などはWikipediaを参照しています。)
功績が数多く、偉大な人物ですが、仕事では厳しい事でも有名です。
今の風潮だったら反発が起きて、これらの商品は生み出されなかったかもしれません。
でも厳しいなりに技術者もやりがいがあったのでしょうかね?
「今までにないものを世の中に送りだす」という信念が、お互いにあったのではないでしょうか。
そんな想いが伝わる名言だと思います。