名言discovery ③ ~ヘルマン・ヘッセ~
真実は体験するもので、教わるものではない。
ヘルマン・ヘッセ(1877年 – 1962年)
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SNSなどでデマが溢れている現在の世の中においても、納得させられる言葉ですね。
作家であるヘルマン・ヘッセが残したとされる言葉です。
ざっくり人物紹介
ヘルマン・ヘッセは、1877年にドイツ南部にあったとされるヴュルテンベルク王国(現在のバーデン=ヴュルテンベルク州)のカルフで生まれます。
活発な子供だったようで、4歳の頃にはすでに詩を作っていたとの事。
14歳のときにマウルブロン(ドイツの都市)の神学校に入学しますが、半年で脱走してしまったようです。
その後、自殺未遂を図ったため、神経科病院に入院したとの事。
若い時には様々な職に就きながら、作家として執筆活動をしていたようです。
ちなみに、ドイツの出身となっていますが、1912年からはスイスのベルン、モンタニョーラと移り住み、プロフィールではスイスの作家ともなっています。
(1924年頃、スイスに帰化したようです。)
作品には小説や詩集が多いようです。
1946年、ノーベル文学賞とゲーテ賞を受賞。
1947年、生まれ故郷のカルフで名誉市民の称号が贈呈。
1955年、ドイツ書籍協会平和賞を受賞。
1962年、85歳の時にモンタニョーラの自宅で死去。
ヘッセにゆかりのある カルフ(ドイツ)、ガイエンホーフェン(ドイツ)、モンタニョーラ(スイス)の3都市には ヘッセ博物館 があるとの事です。
(生い立ちや経歴などはWikipediaを参照しています。)
冒頭でも触れましたが、SNSの普及により、真実であろうがデマであろうが、圧倒的に拡散されていく現在。
「他人が言っていたから」
拡散するというのは非常に危険です。
メディアの記事やSNSの投稿などで気になった事があっても、安易に書き込む(拡散する)のではなく、一度ネット上で確認してみてはいかがでしょうか?
彼が生きていた頃とは時代背景が違いますが、今回紹介したこの言葉は、現代社会にも通ずる非常に的を射た名言だと思います。