エラ・ウィーラー・ウィルコックス
1850年 – 1919年
アメリカの著作家・詩人
収穫期を迎えることはないかもしれないが、あなたの一つ一つの行動が種をまいているのです。
はじめから終わりまで険しい道はありません。
愛は憎しみに消されるよりも多くの火をともすのです。
世界が成熟するにつれて人間は立派になるのです。
この世には二種類の人間がいる。
努力する人と人の努力にたよる人。
人生が歌のように流れているときに楽しい気分になるのはたやすい。
だが、立派な男とは八方ふさがりのときでも笑える男だ。
吹いている風がまったく同じでも、ある船は東へ行き、ある船は西へ行く。
進路を決めるのは風ではない、帆の向きである。
人生の航海でその行く末を決めるのは、なぎでもなければ、嵐でもない、心の持ち方である。
ひとつひとつの悲しみには意味がある。
時には、思いもよらない意味がある。
どんな悲しみであろうと、それは、このうえなく大切なもの。
太陽がいつも朝を連れてくるように、それは確かなことなのですよ。
思想はひとつの生命体。
羽根が生え、呼吸している。
われわれはそれを世に送り出す。
結果は、良いときも、悪いこともある。
君が笑えば、世界は君とともに笑う。
君が泣けば、君は一人きりで泣くのだ。
沈黙の罪とは、抗議すべきときに黙り込む卑怯者を生み出すことである。