フョードル・ドストエフスキー
1821年 – 1881年
ロシアの小説家・思想家
新しい一歩を踏み出すこと、新しい言葉を発することは、人々が最も恐れることである。
苦しむこともまた才能の一つである。
人間というものは、不幸の方だけを並べ立てて幸福の方は数えようとしないものなんだ。
希望を持たずに生きることは、死ぬことに等しい。
愛情に満ちあふれた心には、悲しみもまた多いものである。
人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ。
ただそれだけの理由なのだ。
人間の後半生は、通常、前半生で蓄積された習慣のみで成り立つ。
ある社会の文明の発達の度合いは、刑務所に入ってみることでわかる。
愛のないところには、良識もまた育たない。